5年後に後悔しないために…中小企業がまず試すべきDX無料ツールまとめ
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5年後に後悔しないために…中小企業がまず試すべきDX無料ツールまとめ
「便利そうだけど結局使ってないツール」、ありませんか?
- Chatwork?登録だけして放置中…
- Googleドライブ?なんか複雑そうで…
- Trello?オシャレだけど面倒くさそう…
中小企業の現場では、「名前は知ってるけど、ちゃんと使いこなせていない」ツールって意外と多いものです。
でもそれ、ものすごく……もったいない!
実はこれらのツール、無料なのに業務効率が爆上がりする、“DXのはじめの一歩”なんです。
「ITに詳しくないから無理そう…」
そう感じている方でも大丈夫。
この記事では、専門知識ゼロでもすぐ使える無料ツールを、現場での活用例と一緒にわかりやすく紹介していきます!
そもそもDXってなに?
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略。
ざっくり言えば、
ITやデジタルの力で、仕事のやり方や会社の形をより良くしていくこと
です。
ただし、「AIを導入!」とか「全社システム刷新!」みたいな大掛かりなことじゃなくてもOKです。
たとえば、
- 手書きの伝票をExcelに変える
- 電話のやりとりをチャットにする
- 書類の共有をUSBからクラウドにする
こんな“小さな変化”も、立派なDXの第一歩なんです。
DXに関して詳しく解説している記事はこちら→
DXって結局なにするの?「IT化」との違いをわかりやすく解説
無料で始めるDXツール【基本編】
▶ Googleドライブ(+Googleドキュメント/スプレッドシート)
クラウドにファイルを置いて、誰でも・どこからでもアクセスできるようにする。
それだけで「メール添付地獄」から脱出できます。
できること:
- 資料の共同編集(同時に書ける!)
- 社外へのURL共有(閲覧だけ、編集も可)
- 自動保存(保存し忘れが消える)
活用シーン:
- 見積書や契約書の管理
- 打ち合わせ議事録の共有
- 複数人でのマニュアル作成
▶ Chatwork
日本の中小企業向けに作られたチャットツール。
メールより早くて、LINEよりビジネス向け。
できること:
- 社員とのやりとりをチャットで整理
- 「タスク」としてやることを記録
- 顧客とのやり取りも残せる
活用シーン:
- 社内連絡のスピードアップ
- 電話の代替としての活用
- 「言った・言わない」問題の解消
▶ Zoom(無料プランあり)
リモート会議の定番ツール。無料版でも40分まではOK。
活用シーン:
- 社内の定例ミーティング
- 顧客との商談・打ち合わせ
- 採用面談や研修
色んな企業様とやりとりをしている感じ、この基本編のツールは導入している企業は多い感覚ですが、たまにまだ電話やり取りオンリーを希望される方もいるので、まだ導入していない方は要チェック!
無料で始めるDXツール【現場改善編】
▶ Trello(トレロ)
付箋を並べるような感覚でタスクを管理できるツール。
できること:
- 進捗状況を「見える化」
- 担当者や期限もセット
- リモートでもチーム連携しやすい
活用シーン:
- プロジェクト管理
- 定例業務の進捗チェック
- 社員の「やること見える化」
最初は「付箋を並べてるだけじゃん?」って思ったけど、これが意外と便利。誰が何をやってるか一目でわかるし、「あの件どうなってる?」って聞く回数が激減しす。
▶ Notion(ノーション)
オールインワンの情報整理ツール。マニュアルもタスクもまとめられます。
できること:
- 業務フローの記録
- 会議メモのテンプレ化
- 社内Wikiのような情報共有
活用シーン:
- 業務マニュアルの整理
- 新人教育のベース作り
- 業務の引き継ぎ
情報がバラバラになってる会社にはほんとおすすめ!
営業マニュアル、社内ルール、進捗メモ、全部1か所に集められるので、「探す時間」と「伝える手間」が減ります!
▶ Googleフォーム
アンケートや申請書類をデジタル化できる超便利ツール。
できること:
- 回答をスプレッドシートに自動保存
- 回答をグラフ化して見える化
- 申請書・報告書などの簡易作成
活用シーン:
出張申請とか備品リクエストをGoogleフォームに変えたら、紙の管理をゼロに!
しかも、回答がスプレッドシートに一覧で出るから、いちいち確認する手間が激減します!
無料で始めるDXツール【営業・顧客対応編】
HubSpot CRM(完全無料)
顧客情報の管理から営業進捗の可視化までできる万能ツール。
できること:
- 顧客管理(名刺情報のデジタル化)
- 営業履歴の記録
- メールテンプレやスケジュール管理
活用シーン:
- 見込み客リストの整理
- 営業チームの進捗共有
- 顧客対応の抜け漏れ防止
「無料なのにここまでできるの?」が第一印象。
顧客情報の管理、営業履歴の記録、メールの送信まで…正直、最初は機能が多すぎてビビりました(笑)
でも操作は思ったより直感的で、何より「今、誰がどのお客さんを追ってるのか」が見えるだけでチーム内の連携がかなりラクになります!
▶ Canva(無料でデザイン)
営業資料やSNS用画像を、テンプレを使っておしゃれに作れるツール。
できること:
- 名刺、チラシ、プレゼン資料の作成
- SNSバナー、ポスターも簡単
- チームでの共同編集もOK
活用シーン:
- 営業資料の見た目向上
- 採用説明資料
- SNS活用の一歩目に
無料でもテンプレ・素材がめちゃくちゃ豊富なので上記の活用シーンの役に立つこと間違いなし!
無料ツール活用のコツと注意点
とりあえず「1つだけ」に絞る
あれこれ試すより、「まずは1つだけ本気で使ってみる」のがコツ。
社内にツールが多すぎると混乱するので、**“使い切る体験”**を重視しましょう。
目的をはっきりさせておく
- 「業務を見える化したい」
- 「コミュニケーションを早くしたい」
- 「顧客管理をちゃんとしたい」
目的が曖昧だと、せっかく導入しても続きません。
セキュリティ対策は最初に
- パスワードの使い回し禁止
- 権限設定の見直し
- 社員教育も忘れずに
おすすめ導入ステップ
ステップ1:Googleドライブ or Chatworkを導入
→ 情報共有のベースを整える
ステップ2:TrelloやGoogleフォームで業務の可視化
→ タスクや申請の「整理整頓」
ステップ3:HubSpot CRMで営業データを一元化
→ 顧客対応がスムーズに
まとめ:DXは「ちょっと便利にする」から始めよう
「DX」って言葉に身構えていた方も、
ここまで読めば「あれ?これウチでもできるかも」と思っていただけたのではないでしょうか?
✔ 大がかりな投資は不要
✔ 無料ツールで小さく始められる
✔ 業務のムダが自然と見えてくる
いまやDXは、「お金をかけられる企業」だけのものではありません。
むしろ、限られたリソースで効率を上げたい中小企業こそ、無料ツールを活用すべき時代です。
ぜひこの記事で紹介した中から、
「これならできそう」と思えるものを1つだけ選んでみてください。
そこからが、あなたの会社の“DXストーリー”の始まりです。
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