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研修担当者の仕事の進め方【完全版】|初めてでも迷わず進められる実践ガイド

    
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研修担当者の仕事の進め方【完全版】|初めてでも迷わず進められる実践ガイド
目次

【結論】研修担当がまずやるべきことは「設計 → 運営 → 定着」の3つを整えること

多くの研修担当者がうまく進められずに悩むのは、
研修を“1日のイベント”として捉えてしまうからです。

しかし、研修担当の仕事は本来もっと広く、次の3つの流れで成り立っています。

  • 研修の目的を決める(設計)
    ┗「何をできるようにしたいのか」「どんな変化を狙うのか」を決める作業
  • 当日までの準備を整える(運営)
    ┗資料や会場の手配だけでなく、進行の段取りを組むこと
  • 研修後の行動をサポートする(定着)
    ┗学んだ内容が現場で使われるように、フォローすること

このように研修担当の仕事は、この3つの“流れ”を前後つながりのあるものとして扱うことが大切です。

ところが、初めて研修担当になった人ほど、

  • とりあえず資料を作る
  • 講師を呼ぶのが仕事だよね?

と、このような準備の一部だけに意識が向きがちです。

本当は、
研修をきっかけに社員の行動が前より良くなるように仕組みを作ることこそ、研修担当の役割です。

この記事では、今日から研修担当として自信をもって動けるように、

  • 会社の課題をどう整理するか
  • 研修をどう設計するか
  • 当日をどう進めるか
  • 研修後にどう定着させるか

この一連の流れを、順番にわかりやすく整理していきます!


第1章|研修担当者の役割は「資料係」ではなく“社員の成長の土台づくり”

研修担当者の仕事といえば、あなたはどんな仕事をイメージしますか?

おそらく――

  • 資料作成
  • 講師の手配
  • 当日の段取り

などが思い浮かんでくると思います。

しかし、研修担当者の役割は、
実際は もっと幅広い仕事を担っていて、どれも会社にとって欠かせない役割なんです。


研修担当者が果たすべき“3つの大きな役割”

研修担当者の役割は、研修を企画して終わりではありません。

目的づくりから準備、研修後のフォロー

までを一連の流れとして関わる必要があります。

この流れを大きく分けると、次の3つの役割に整理できます。


会社の課題を見つけ、必要な研修を企画すること

研修は「とりあえずやっておけば、なんとなく良さそうだから」で実施するとまず失敗します。

研修担当者がまずやるべきは、会社にどんな課題があるのかを見つけることです。

例えば――

  • 新人が基本業務を覚えるまでに時間がかかっている
  • ベテランと新人のコミュニケーションが噛み合っていない
  • 顧客対応でミスが増えている

このように、まずは

社員がどんな行動でつまずいているのか

を細かく見つけること。

これが、研修担当者が最初にやるべき大事な作業になります。

受講者が理解しやすい形に整理すること

研修の内容は、専門知識があればOKというわけではありません。

むしろ、難しい内容ほど「どう噛み砕いて伝えるか」が重要です。

例えば――

  • 専門用語には補足説明を入れる
  • スライドの情報量を減らして一文を短くする
  • 実例やイラストを使いながら説明する

研修では、難しい用語や抽象的な話し方をしてしまう担当者も少なくありません。

でも、多くの人は難しい表現を聞くだけで内容のイメージがつかみにくくなり、頭に入りにくくなってしまいます。

そこで大事なのが、研修担当者の“受講者に一番近い立場”というポジションです。

講師よりも受講者の視点で

この説明、伝わりにくいかも。。。

と気づけるので、内容を理解しやすく調整する役割を担えます。


研修で学んだ内容が現場で活かされるように仕組みを作ること

ここが最も重要で、最も抜けやすいポイントです。

研修でのインプットは、翌週には半分以上忘れられます。
(心理学では“エビングハウスの忘却曲線”と呼ばれる現象)

だからこそ、研修担当者が次のようなフォローを考える必要があります。

  • 現場の上司に研修内容を共有する
  • 行動チェックシートを配布する
  • 1週間後にフォローメールを送る

この“後押し”があるだけで、研修の成果は大きく変わります。


第2章|最初にやるべきは「課題の棚卸し」

研修担当者が最初に取り組むのは、

会社や部署の課題を整理すること

です。

この作業を省くと、「やって終わり」の研修になりやすく、
現場の行動につながりません。


抽象的な悩みは“行動レベル”に変える

課題整理では、次のような抽象的な悩みをそのまま扱いません。

  • 新人の覚えが悪い
  • コミュニケーションが弱い
  • お客様対応が不安

これらはざっくりしすぎて、何を教えればいいか判断できないためです。

研修担当者は、これらの悩みを
実際にどんな場面でつまずいているのか(行動レベル) まで細かく見ていきます。

行動レベルにすると、たとえば次のように見えてきます。

  • マニュアルの手順の意味が理解できていない
  • 報連相のタイミングが遅い
  • メモの整理ができず活かせていない

ここまで具体化すると、必要な研修テーマが自然に決まります。


課題整理は“現場に聞く”のが一番早い

研修担当者が机の上だけで考えると、現場の本当の課題は見つかりません。

課題をつかむには、次の人に話を聞くのが効果的です。

  • 新人 … どこでつまずくかが分かりやすい
  • 先輩社員 … 新人の弱点を客観的に把握している
  • 管理職 … チーム全体の課題を知っている

ヒアリングの質問は、次の3つだけでも十分です。

  • 最近のミスはどこで起きているか
  • 新人の指導で時間がかかる部分はどこか
  • どこができると仕事が楽になるか

この質問だけで、研修テーマは半分以上絞れます。


研修で解決できない課題もある

研修担当者が知っておきたいのは、
すべてを研修で解決できるわけではない という点です。

  • 業務フローが複雑
  • 人手不足
  • 評価制度が不明確
  • マニュアルが現場とズレている

こうした“仕組みの問題”は研修の範囲外です。

研修担当者が
「これは研修では解決できない」
と判断できることは、企画の質を高める大切なポイントです。


第3章|研修設計の“5ステップ”|初めてでも迷わない流れ

研修担当者として研修を企画しようとしたとき、多くの人が

どこから進めればいいの?

と最初に立ち止まってしまいます。

実は、この迷いはあなただけではありません。

研修設計には“考える順番”があり、その型さえ押さえれば、経験が少なくても無理なく進められます。

この章では、
研修担当者が実際に使える「王道の5ステップ」 を、
順番どおりに、ひとつずつ解説していきます。

この流れを知るだけで、研修づくりの不安はかなり減るはずです。


STEP1|研修のゴールを決める(最重要)

研修担当者が最初に整理するのは、
「この研修で何ができるようになってほしいか」 です。

例:電話対応研修

  • 受電時に名乗れる
  • 用件を正しく聞き取れる
  • 不明点を確認してから保留につなげられる

このように “具体的な行動” で書くと、研修内容がぶれません。

※教育の分野では「行動目標」と呼ばれ、効果的な研修づくりの基本になります。


STEP2|対象者を明確にする

研修担当者は 「誰に向けた研修か」 を決めます。
対象者によって扱う内容や難易度が大きく変わるためです。

例えば――

  • 新人向け → 基本的な動作中心
  • 中堅向け → 応用や後輩指導を追加
  • 管理職向け → 判断力・コミュニケーション

対象者が決まると、研修で使う事例やワークの深さも自然に決まります。


STEP3|研修テーマと形式を決める

ゴールと対象者が決まったら、
次は 「何をテーマにするか」「どの形式で教えるか」 を決めます。

  • 集合研修
  • オンライン研修
  • マイクロラーニング(※短時間の動画学習)
  • ロールプレイ
  • 事例ディスカッション

研修担当者は、内容 × 対象者 の組み合わせで形式を選びます。

テーマに合った形式を選べると、理解度も定着力も上がります。


STEP4|カリキュラム(研修の流れ)を組み立てる

研修担当者が意識したいのは、
“どんな順番で進めると理解しやすいか” です。

おすすめの流れは次のとおり。

  • 導入(目的と期待効果を共有)
  • インプット(講義・知識の説明)
  • ワーク(書く・考える)
  • ロールプレイ(やってみる)
  • フィードバック
  • 行動宣言(明日からの行動を決める)

研修担当者がこの流れを意識すると、研修が「知って終わり」ではなく、行動につながる研修になります。


STEP5|研修後の行動を支える仕掛けをつくる

研修担当者が忘れてはいけないのは、

研修の効果は研修室を出た瞬間から薄れていく

ということです。

学びを現場で使ってもらうために、研修担当者は次のようなフォローを準備します。


① 行動チェックシート

受講者が「できた/できなかった」を振り返るための簡単な表。
例:名乗れたか、報連相できたか、手順を確認したか など。


② 上司への共有テンプレート

上司が部下の行動を支援しやすくなるよう、
研修内容と「明日から意識してほしい点」をまとめた表。


③ 1週間後のフォローメール

研修担当者が短いメッセージを送って“思い出すきっかけ”をつくる。

※心理学では「想起(思い出すこと)」が記憶の定着に効果あり。


④ 追加ワークの配布

ケース問題やクイズなど、学びを深めるミニ課題。


4つのフォローの効果

研修担当者が研修後の仕掛けを用意すると、

  • 学んだ内容を思い出す
  • 上司がサポートしやすい
  • 行動が習慣化する
  • 現場での実践が増える

といった“行動の定着”が進みます。

研修担当者がフォローまで整えることで、研修は
「受けて終わり」ではなく、仕事に活かせる学びに変わります。



第4章|研修当日までの準備|初めてでも抜け漏れゼロにする方法

研修担当者は、当日の研修がうまくいくかどうかを、事前の準備で決めています。

だからこそ、研修当日はスムーズに進められるよう、準備をしっかり整えておくことが大切です。


①進行スケジュールを作る

研修担当者が最初にやるべき準備は、

当日の進行スケジュールを細かくつくること

です。

「ちょっと細かすぎるかも?」と思うくらいで、ちょうど良いレベルです。

研修担当者は、次の項目を1つずつ時間とともに書き出していきます。

開始時刻
 例:10:00〜スタート

各パートに使う時間
 導入 → 10分
 講義 → 20分
 ワーク → 15分 など

ワーク(作業時間)の目安
 参加者がどれくらい時間を使うかを事前に想定しておく

休憩を入れるタイミング
 集中力が切れやすい時間帯を考えて設定する

予備時間(トラブル用)
 機材トラブルや質問が増えたときのために、5〜10分ほど余裕を入れておく

研修担当者がここまで細かく書き出すと、
当日の進行で迷う場面がほぼなくなり、緊張や不安が一気に減ります。

たとえば――

  • 講義が少し長引いたから、ワークを3分だけ短縮しよう
  • 質問が増えているから、予備時間をここで使おう

など、研修の流れを柔軟に調整しやすくなります。

スケジュールは “研修担当者の地図” のような役割を果たします。

これを作っておけば、初めての研修でも落ち着いて進行できますよ!


② 講師との事前打ち合わせ

研修担当者は、研修を成功させるために
講師との事前打ち合わせを必ず行う必要があります。

これは、講師が社内の人であっても、外部のプロ講師であっても同じです。

ここでは、事前に研修担当者が共有しておきたい内容をお伝えしていきます。


研修の目的

研修担当者は講師に

「今回の研修で、どんな力を身につけてほしいのか」

をはっきり伝えましょう。

研修担当と講師が目的共有できていると、講師は話の方向性を迷わず進められます。


対象者の特徴

研修担当者は、参加者の年齢層、経験年数、職種、普段の様子などを伝えておきます。

例えば

  • 新人が多く、専門用語が苦手
  • 中堅社員中心で、実務経験は豊富
  • 管理職が参加し、部下育成が課題になっている

こうした情報があるだけで、講師は言葉の選び方や事例の深さを調整できます。


研修後に期待する行動

研修担当者は、

「研修を受けたあとに、参加者にどう動いてほしいのか」

も具体的に伝えなければいけません。

例えば

  • 「電話の受け方を自信をもってできるようになってほしい」
  • 「報連相を自分からできるようにしてほしい」
  • 「部下への指導で“ほめる・伝える”のバランスを意識してほしい」

講師がこの期待を理解していると、研修内での例やワークが目的に沿ったものになります。


注意点(現場特有の事情)

研修担当者は、研修中の注意点や“現場ならではの背景”も伝えておきましょう。

例えば

  • 「電話が入りやすく、途中退出する人が出るかもしれません」
  • 「午後は眠くなりやすいので、最初に体を動かすワークを入れたいです」
  • 「新人は発言が苦手なので、個人ワークを多めにしたいです」

こうした“内部情報”は、講師が外から見ただけではわからない部分です。

研修担当者が、目的・対象者・期待している行動・注意点を事前に共有すると、
講師は研修内容をより適切に調整でき、研修全体の質が一気に上がります。


③受講者への案内を送る

案内メールには、研修の位置づけも書くと参加意識が変わります。

例えば

「明日の研修は、入社1か月の今だからこそ必要な“基本動作”に特化しています」

ただ日時を伝えるメールと比べ、参加姿勢が圧倒的に違うので必ず実施しましょう!


④会場・オンライン環境のチェック

研修担当者は、以下を必ず確認します。

  • プロジェクター
  • ケーブル
  • Wi-Fi
  • マイク
  • ホワイトボード
  • 机のレイアウト

オンラインの場合は

  • マイクの音量
  • カメラの角度
  • 画面共有の試運転も必須


資料とワークシートの準備

研修担当者が事前に準備するものは多いですが、
ここを丁寧に整えておくと、研修当日の流れが驚くほどスムーズになります。

研修担当者が用意したい主なものは次のとおりです。


研修資料(スライド・印刷物)

  • スライドは文字を詰め込みすぎず、例を多めにする
  • 必要な配布物がある場合は人数分を事前に印刷
  • ページ番号をつけておくと当日の案内がしやすい


ワークシート(書き込み用シート)

研修担当者は、参加者が“考える時間”を確保できるよう、書き込み用のシートも準備します。

例えば――

  • 今日の気づきを書くシート
  • ケース問題(短い状況文+回答欄)
  • 行動宣言シート(研修後にやることを書く欄)


必要な道具の準備

  • ペン・付箋・マーカー
  • タイマー(時間管理用)
  • プロジェクターやマイクなどの動作確認

こうした細かい道具も、研修担当者が事前に整えておくと、
当日に慌てる場面がほぼなくなります。


研修担当者の“台本”

これは意外と忘れられますが、研修担当者は当日の進行用に

  • 研修の目的
  • 時間割
  • 休憩のタイミング
  • 質問対応のポイント

などをまとめた“進行用メモ(台本)”を作っておくと安心です。


第5章|研修当日の進行|最初の5分が雰囲気を決める

研修担当者として意識したいのは、導入5分です。

ここで参加者が

今日はちゃんと学ぼう!

とスイッチを入れられるかどうかが決まります。


導入で必ず伝える3つ

  • 今日の目的
  • 何が得られるのか(メリット)
  • 全体の流れ

研修担当者が導入の“地固め”をするだけで参加者の集中力がまったく違います。


眠くならない研修の工夫

研修担当者は「参加者の集中力の波」を理解しておくと進行が楽になります。

  • スライドの文字を減らす
  • 10〜15分に一度ワークを入れる
  • 対話やペアワークを挟む
  • 実例を入れて理解を促す

研修担当者が場づくりを意識するだけで、研修の雰囲気が温かくなります。


トラブル発生時の対処も事前に準備しておく

  • スライドが映らない
  • 時間が押す
  • 参加者が消極的

研修担当者は“代替案”を持っておくだけで焦らず進行できます。


第6章|研修後のフォロー|行動を定着させるのが研修担当の腕の見せどころ

研修は、終わった瞬間がゴールではありません。

実はここからが、研修担当者の本当の仕事です。

どんなに良い研修でも、何もしなければ数日で忘れられてしまいます。

だからこそ、研修後に何をするかで成果が大きく変わります!


①「どうだった?」で終わらせない|アンケートで改善点を集める

研修担当者がアンケートで知りたいのは、満足度の点数よりも「中身」です。

具体的には、次の3つを聞いておくと役立ちます。

  • どの話が一番わかりやすかったか
  • 難しく感じたところはどこか
  • 仕事で使えそうだと感じた点はどこか

この3点がわかれば、次回の研修で「何を残して、何を直すか」がはっきりします。

アンケートは、次の研修を良くするためのヒント集だと考えると使いやすくなります。


②上司とつなぐだけで変わる|現場フォローが自然に回り始める

研修担当者が研修内容を上司に共有しておくと、現場でのフォローがぐっとやりやすくなります。

例えば――

  • 今回の研修で何を学んだのか
  • どんな行動を意識してほしいのか

を簡単にまとめて伝えるだけでOKです。

上司はそれをもとに、

「最近、研修でやったこと試してる?」
「今の対応、いいね」

と声をかけやすくなります。

上司の一言があるだけで、行動は続きやすくなります!


③“やったかどうか”が見える|行動チェックシートを配る

研修後のフォローの中でも、
特に効果が出やすいのが行動チェックシートです。

これは、受講者が自分の行動を振り返るための簡単な表です。

例えば――

  • 今日、自分からあいさつできたか
  • 作業を始める前に手順を確認したか

チェックを入れるだけの形にすると、負担なく続けられます。

研修担当者がこの仕組みを用意するだけで、「やろうと思って終わり」を防げます。


④忘れかけた頃がチャンス|1〜2週間後のフォローが効く

研修が終わって1〜2週間たつと、多くの人は内容を忘れ始めます。

だからこそ、このタイミングで研修担当者がひと声かけるのが効果的です。

たとえば、短いメールで、

「研修で話したポイント、少しでも試せましたか?」
「一つでもできていたら、その調子です」

と送るだけで十分です。

この一通があるだけで、「そういえば研修でやったな」と思い出し、行動が戻ってきます。


第7章|研修担当者の年間ロードマップ|1年の動きが見えると仕事が楽になる

研修担当者は“年間で何をするか”を把握しておくと、日々の仕事が一気に楽になります。


4〜6月:課題の整理と年間計画づくり

  • 部署ごとのヒアリング
  • 必要な研修の洗い出し
  • 年間スケジュール化

7〜9月:具体的な研修設計

  • テーマを決める
  • カリキュラムを作る
  • 講師との調整

10〜12月:研修の実施ラッシュ

  • 本番対応
  • 参加者フォロー
  • 次回の改善

1〜3月:評価・改善・次年度準備

  • KPI(指標)の確認
  • よかった教材の整理
  • 研修プログラムの更新


【最終まとめ】研修担当の仕事は“流れをつかむ”だけで劇的に楽になる

初めて研修担当になった人が不安を感じるのは、

何から手をつければいいのか分からない…

という理由がほとんどです。

でも実は、研修担当の仕事は

  • 課題を見つける
  • 研修を設計する
  • 当日を運営する
  • 行動を定着させる

この流れを押さえるだけで、うまく回るようになっています。

そして何より、研修担当者は
社員の成長を支える“会社の土台をつくる”仕事です。

あなたが作った研修が、誰かの自信になり、
会社の空気を変えるきっかけになることもあります。

この記事で紹介した流れをそのまま真似するだけで、明日からの研修担当の仕事がぐっと楽になりますよ!



研修内容を一度、整理してみませんか?

研修内容を整理するところから、一緒に考えるお手伝いもしています。

  • 何を教えるか
  • どこまでやるか
  • どう進めるか

研修を考える中で、
ここが曖昧なまま進んでしまうケースはとても多いです。

その結果、

  • 「伝えたつもりだった」
  • 「現場で行動が変わらなかった」

という声もよく聞きます。

まずは、今の研修内容や悩みを言葉にして整理するところからで大丈夫です。

まだ具体的に決まっていなくても問題ありません。

この研修、どう組み立てればいいんだろう?

そう感じたタイミングが、見直しを始めるベストなタイミングです。

お気軽にご相談ください。

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